映画『リメンバー・ミー』と舞台メキシコの「死者の日」

    

ハウディードゥ!ディズニー好きの皆さんこんにちは!ディズニーの研究家兼コレクター、元キャストのANDY(アンディ)です^ ^

 

ついに観て来ましたよ〜ピクサー映画『リメンバー・ミー』

実は私、極力映画館では観ないという主義なんです^ ^; だってDVDの新作ででも借りれば少なくても映画の料金の3分の1くらいで観れちゃうじゃないですか(笑)だからよっぽどのインパクトがある映画じゃないと映画館では観ないんです。でも、、、これはどうしても気になりました(> <)そして、観て良かった!

 

そこで今回は映画『リメンバー・ミー』の背景、今回の題材となった舞台メキシコの「死者の日」というイベントについてお話ししていきたいと思います。『リメンバー・ミー』制作の裏のもう一つのドラマについて知りたい方はこちらも是非読んでみて下さい^ ^ まだ観ていない方も安心して下さいね!ネタバレはしないようにしてありますので^ ^ ただ必要最低限の人物名やこんな場面出てきますよってことくらいは喋っちゃうかもです⭐︎

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映画『リメンバー・ミー』とメキシコと「死者の日」

今回の映画は実はかなりデリケートなものでした。というのも、ピクサー映画史上初めて、実在する文化を題材にした映画だからです。
 
私たちは自国の文化に結構敏感だと思うんですね。もし映画で日本のことを外国の方に描かれたりされると、「あれ?日本って本当はこんな風じゃないのに」「これってちょっと違うんだけどなぁ」なんて感じることがあると思うんです。そしてこういう感覚は日本人だけではなく、他の国の方々だって同じ。
↑ディズニーファン2018年5月号より本作の監督を務めたリー・アンクリッチ監督
特に今回の「死者の日」という伝統行事は、起源を2500〜3000年前に置くともされるもので、先住民の方々にとって正に神聖なもの。それを映画にするということがどれだけ繊細な配慮が要ることか。。。
だからこそ今回の映画はまずメキシコの方々に初公開されました。彼らの反応が最も重要であり、気になることだったからです。メキシコの人たちの映画に対する反応にナーバスになっていたリー・アンクリッチ監督でしたが、その心配をよそに、この『リメンバー・ミー』はメキシコ史上最高の興行成績を上げた映画になったのです。
 
そんなメキシコの伝統的な祝祭「死者の日」は、死者の魂が家族の元へ戻って来るとされる行事。「オフレンダ」と言われる祭壇に死者の写真を飾ってかれらの好物を飾ったり、ろうそくや花で飾ったお墓の前で故人の思い出を語り合ったと、死者の魂を迎えます。
↑ディズニーファン2018年5月号より
伝統の考え方的には日本のお盆に似ているのですが、メキシコの死者のお迎えはとっても賑やか^ ^ ハロウィンの直後11月1,2日に行われ、1日は子供の魂が、2日には大人の魂が帰ってくるのだとか。死を恐怖の対象ではなく笑って迎えるという点が日本とは大きく違いますね。
ちなみにハロウィンも認知はされていますが、「死者の日」の前夜祭としての盛り上がりの方がメインなんだそうです^ ^
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『リメンバー・ミー』とメキシコの「死者の日」のカラフルな世界観

この映画の特徴は、とにかくカラフル!色鮮やかな描き方、死者の国すらも素敵なまばゆい世界として描かれています。
 
ちなみに死者の国のモデルとされたのは、メキシコのグアナファト。メキシコで最も美しい街とされる場所です。元は銀の採掘で栄えた街でしたが、1810年以降にスペインからの独立戦争の激戦地にもなりました。1988年にユネスコの世界遺産に登録されています。
 
ストーリー的に最も目を引くのはマリゴールドの存在。マリーゴールドには「死者の世界から、死者を祭壇まで呼んでくれる」という言い伝えがあるそうで、この祝祭には街中にふんだんにマリーゴールドが撒かれ、その香りが街中に漂うんだとか^ ^
↑映画パンフレットより
そういえば作中にミゲルに懐いたショロ犬が登場しますが、あのワンちゃんはメキシコ原産のメキシカン・ヘア・レス・ドッグ。昔は1家に1匹飼われていたほどメジャーなワンちゃんでした。「家を邪悪な魂から守り、亡くなった人をあの世へ導く」と言われています。だから、なんですね^ ^
カラフルと言えば死者の国に登場する精霊、妖精たち⭐︎彼らも実はちゃんと元ネタがあります。それはオアハカ郊外の村で作られている動物をかたどった色鮮やかな木の民芸品。オアハカはメキシコ南部のオアハカ州の州都。ここはメキシコの文化を凝縮したような街なんだとか^ ^ ここで作られている「アレブリヘ」という民芸品がモデルになっているんだそうですよ!
 
そういえば登場する死者たちも、自身のドクロフェイスをカラフルにペイントしていますよね⭐︎あれもちゃんとしたメキシコの伝統。この映画で途中ミゲルは顔にペイントを施してもらいますが、あれも実際にある若者たちの仮装の一環の文化なんですよ!

映画『リメンバー・ミー』と同時上映の『アナと雪の女王』の意外な関係

今回『リメンバー・ミー』は、あの一世を風靡した『アナと雪の女王』の短編映画『家族の思い出』と共に上映されました。これも単なる抱き合わせ上映ではありません。双方にはちゃんと関連性があるのです。
まず今回の『リメンバー・ミー』のテーマは「家族の大切さ」です。何よりも家族が大切、だけど、それでもなお追いたい夢がある時には!?誰もが考えさせられるテーマですね。これが『アナと雪の女王』ともテーマ的に一致していますよね^ ^
 
それから音楽です。今回のメインのテーマソングとなっている『リメンバー・ミー』という曲を手がけたのは、実は『アナと雪の女王』の音楽を務めたロバート=ロペスとクリステン=アンダーソン=ロペス夫妻なのです!特にディズニーと観てしまうと違和感がないのですが、実はピクサーにとっては音楽をメインに据えた初めての映画なんです。だから音楽もとても繊細に配慮して作られているんですね〜
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まとめ!

語っても語っても語り尽くせないくらい魅力のたっぷり詰まった『リメンバー・ミー』。ハンカチを準備してご覧下さい(笑) きっとあなたも何かを思って泣けてしまうはずです。
そしてエンディングにも反映されていますが、亡くなった方々、死者の魂、私たちの心の中で生き続けている思い出を大切にしたくなる映画です。お時間があられる方は是非DVDででも^ ^
 
それでは、素晴らしい冒険の旅を!